今年前半にかけて、世界中をあっという間に飛び散った新型コロナウイルスの影響に私たちは翻弄され続けています。9月になっても未だに第二波の収束の見通しがつきません。 いま暫くの辛抱です、とにかくご健勝であることが何よりです。新薬の開発と予防接種が早期に可能になること願っています。
さて、1999年に日本占術協会により制定された『世界占いの日』は、広く一般に占いの効用を認知して頂き、正しく有効に活用して頂く為、そして、占術を以て社会貢献という立場から、様々講演会や鑑定会などを主催して参りました。
特に昨年は、『世界占いの日』20周年記念事業として、「無料鑑定会」を皆さまの協力の下、盛況のうちに行うことが出来ました。当協会の目指す、社会貢献と云う理念の一部でも達成出来たのではと自負しております。しかし本年は、残念ながらコロナ禍が終息を示さず、イベントは中止となりました。思いもよらない、緊急事態宣言、移動の自粛、事業展開の自制、在宅勤務型、テレワークの増加、等、日常生活の変化には著しいものがあります。このような世界的に蔓延するコロナ禍の時代に遭遇して、占術の効用に関して、更に価値ある道筋を目指す機会であると強く認識しています。占術は、歴史が幾度となく遭遇してきた大きな苦難の中で、如何にして活路を見出だすべきかという観点から、大いに練磨されてきた過程があります。
この予期せぬコロナに依って社会の変革を呼び起こしましたが、経済への大きな影響からの復調は厳しく、各業種にもよりますが、復調には3-5年の期間が必要とも言われています。
さて、コロナ禍に翻弄されて手をこまねいていては、益が有りません。占術家として、新型コロナウイルス問題を検討して、様々なお問い合わせに「周易」を基本に事例を速断して、厳しい判断を続けております。既に150例以上の判断の中でも、身近に迫り、顔の見えないウイルスの怖さから誰もが不安を抱いております。一刻を争う事例ばかりです。勿論コロナ関連の相談件数が多いのですが、様々な面での不安増加で、健康、生活や事業に関する先行き不安に関する相談は増加しています。
ただし私たちの住んでいる国は、過去にも様々な困難な時代を何度となく乗り越えて来ております、この度も莫大な被害を蒙っていますが必ず乗り越えられる試練です。我々占術家は、様々な占法を活用してこの時代でなければ「占断」出来ない学びの時を迎えております。この未曾有の疫病ともいえるコロナ禍に直面して、社会生活は大きく変貌しようとしています。またそのような中で、禍を転じて福と成すべく、皆様の幅広い判断の一助となるよう、全力で努めて参ります。自粛を強いられるこの時期ではございますが、当協会のホームページをご覧頂き、ご相談をお寄せ頂いた場合は、日本占術協会所属の鑑定士がご対応させて頂きますので、振るってご相談いただきますよう、ご連絡をお待ちしています。
一般社団法人日本占術協会 会長
福田有宵
「占い」をうたう悪質商法について
現在、「占い師」と称する者による鑑定や、「占いサイト」と言われるものの一部において、高額な鑑定料を請求される等、利用者との金銭問題が数多く発生しております。それらの中には「霊感」や「除霊」等の言葉を用いて、利用者の不安や心の弱さにつけ入るような、悪質なものも散見されます。
一般社団法人日本占術協会では、一定の理論に基づいて体系化された知識と方法を有するものを占術として扱います。具体的には、命(生年月日などに基づき占う方法。九星気学、四柱推命、西洋占星術等)、卜(偶然性を利用して占う方法。周易、断易、タロットカード等)、相(物事の姿かたちをもとに占う方法。手相、人相、家相等)の三術をもって占術とし、「占い」とは異質なものである「霊感」、「霊視」、「心霊」等のみを用いての鑑定、占断は致しておりません。これは、それらのものを否定するということではなく、第三者による客観的な有無の判断が難しいものであり、誤解を生じやすいとの理由からです。
昨今問題とされている一部の悪質な詐欺まがいの商法は、当協会の会員が行う占術とは全く異なるものであり、このような被害が撲滅されることを、当協会としても切に願うものであります。
2018年10月1日
一般社団法人日本占術協会
◆もしもトラブルに遭ってしまったら……
消費生活センターへ(国民生活センターサイト内)
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
9月9日
世界占いの日
日本占術協会が1999(平成11)年に制定しました。
西洋占星学 /九星気学
一般社団法人 日本占術協会
広報委員会 監修
無料メール鑑定承ります。
毎月先着5名の方を対象
(鑑定例掲載)